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<基本方針>
1.地域の継承者として未来を担う子ども達を対象とした事業を行い、この地域の良さを再認識する
2.会員の資質向上と組織の連携強化を図る
3.JC活動の原動力となる会員拡大の推進
4.公益社団法人格取得に向けた知識の向上
<理事長所信>
《 はじめに 》
社団法人境港青年会議所は、1965年(昭和40年)に創立され全国で294番目のLOMとして誕生しました。創立以来「明るい豊かな社会を築き上げる」という高い志のもと、境港に根付いた様々な事業を展開して参りました。その志は現在まで脈々と受け継がれ、そして我々が現在まで様々な事業を展開出来たのも諸先輩方のご尽力によるものと深く感謝しております。
現在私たちを取り巻く環境は、先行き不透明な長引く社会的不況、会員の減少、公益社団法人制度改革等様々な問題を抱えております。特に会員の減少は、今までと同様な青年会議所活動を困難なものにし、未来に向けて地域と共に歩み続ける組織としては非常に厳しい現実として受け止めなければなりません。しかし多くの先輩たちから継承されてきた「不変の志」を次世代に繋ぐためにもまず我々自らが学び、次世代に伝えるべく行動を起こさなければなりません。また常に発展させることを念頭に、時には変えるべきところは勇気を持って変え、境港らしさを持った発想と行動で常に新しいことにチャレンジして参ります。
《地域の発展を願って 地域の継承者として、未来を担う子ども達のために・・・》
今の子ども達は自分達の国やまちについてどのように思っているのでしょうか?
自分達のこのまちに誇りを持っているのでしょうか?最近の日本人からはこの地域・まちのために何かをしようとするこころや、このまちの将来を思うこころが失われつつあるように思います。こころからこのまちに対する思いを育むことが出来れば、自ずとこのまちに対する郷土愛が育まれ、誇りを持てるようになると考えます。
「このまちに生まれ、このまちで育って本当に良かった」と思えるように我々の世代が未来を担う子ども達に未来を繋いで行かなければならないと考えます。
また、子ども達の健全な自主性を育むためには、古くから受け継がれてきた日本の文化や伝統的な精神を正しく伝えていく必要があると考えます。今一度これまで受け継がれてきた伝統・文化を再度検証し、次代に継承していかなければなりません。
我々青年会議所が未来を担う子ども達に対しその責任をきちんと果たすことによりこの地域が発展するものと確信いたします。
《 境港青年会議所と個々の発展を願って 自ら考え行動しよう 》
我々境港青年会議所は、来年創立45周年を迎えます。40周年に提唱した運動方針や提言に沿って、これまで様々な事業に取り組んで参りましたが、更なる発展に向けてこれまでの事業を振り返り、5年後10年後を見据えた上で、これからの時代に必要なことは何なのか、どうすれば地域に貢献できるのかを考え、我々が理想とする境港青年会議所の新たなる組織と運動方針の確立に向け取り組んでいかなければなりません。未来の境港青年会議所のあるべき姿を創造し、明確なビジョンを全メンバーが共に持ち続け、諦めること無く事業に取り組んで参ります。
2009年度は、公益社団法人制度改革に伴う新制度がスタートする最初の年になります。今後、公益社団法人もしくは一般社団法人という2つの選択肢が設けられ、青年会議所自体の組織、そして事業のあり方、新たな社団法人としての方向性が問われるようになります。これからは境港青年会議所も公益性を持った団体・組織を目指し、十分に議論を行い、検証した上でLOM内の意識統一を図って行くことが必要だと考えます。今年度も新制度への対応の準備として、新制度に対する知識をメンバー全員が高め、時代の変化に対応していきたいと考えます。
冒頭にも触れましたが、ここ近年全国的に会員の減少が問題視されておりますが、我々境港青年会議所も例外ではありません。メンバー数が全てではありませんが、青年会議所の活性化や地域への貢献を考えた上では会員拡大は必要不可欠であると考えます。会員拡大をする上で必要なのは、JCの魅力や地域に根付いた活動を積極的に広報し、地域の方にもっと我々の活動をもっと知っていただく必要があると考えます。また、メンバー1人1人が会員拡大に積極的に取り組み、同じ時代を共に生きるものとして、共に成長する仲間を募り、1人でも多くの同志を増やしていきたいと考えます。会員拡大により、同じ志を持ったこの地域の事を真剣に考える同志が増え、この地域の発展につながるものと確信いたします。
何事もやらされていると考え行動するのではなく、自らが考え行動に移すことが成長への第一歩となります。自らが考えそして進んで行動すれば、必ず何かの気づきを得ることが出来るものと考えます。我々の活動がマイナスではなく常にプラスに働いていると信じ、若さと勇気を持って考動して参ります。
《 最後に 》
我々青年会議所の活動は、家庭と仕事という基盤があってこそ行えます。そのため常に家族や社員の方々に感謝の気持ちを持って行動しなければなりません。常に感謝の気持ちを抱きながら、貴重な時間を有効に活用し青年会議所活動を行い、使命感を持って一生懸命に取り組むべきであると考えます。青年会議所活動を通じて自らが成長し、学んだことを家庭や仕事に還元することで、家庭と仕事そして青年会議所とのバランスが保たれ、貴重な時間の使い方も身につくものと考えます。
私の好きな言葉で Time is Life 「時は命なり」という言葉があります。私自身この一瞬・この時を大切にし、精一杯理事長職を全うすることをお誓い申し上げ、所信とさせて頂きます。
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